駒苫優勝決定翌日の苫小牧へ行った!(2004.8)

2.苫小牧への道中で自分の来し方を思う

苫小牧行きの電車に乗り込む高校生達と私。
懐かしいついでに、高校時代に毎日のように飲んでいた「午後の紅茶」など買ってしまう。
友達同士で「大学入試が終わるまで大好きなものを一つ絶とう!」という話になり、
私は「午後の紅茶レモンティー絶ち」をした。
そのくらい「午後の紅茶ミルクティー」が好きだった。
・・・そう、一番好きな物はキープしておきたかったから、絶つのは二番手。
形骸化した願掛けである。
思えば昔からそういう人間だったな、私。
もちろん今日もミルクティーで。久しぶりに飲むとすごく甘い飲み物であることに気づく。
これを飲みながらピーナツバターとチョコレートのパンなんか食べてた。今なら二口でアウトだろう。

がらーん

それにしても電車には客がいない。
甲子園優勝校の地元に向かう電車とはとうてい思えない。
まあ、優勝したからって各地から人が押し寄せるってことはないだろうけど・・・
華やかさに欠ける感は否めない。

そういえば、苫小牧に行こう!と思いついてから3時間が経過しているが、
車で行けば家から20分のところにまだいる。全道程の3分の1くらいのところだ。
このままいったら9時間かかることになってしまわないだろうか、と不安になる。

ここでカメラの電池がなくなっていることに気づく。
まだ駅の落書きしか撮ってないのに。
携帯のカメラに切り替えるがこちらも電池マークは2/3の残量を示している。
計画性がないとこういうことになる。
凹む。

私は高校時代から何か進歩しているのだろうか?人生に思いを馳せながら電車は進む。

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